不安障害に対する認知行動療法

原井宏明1)  岡嶋美代1)

要約:この論文は不安障害とCognitive Behavior Therapy(認知行動療法,以下CBT)に関する論文をこれから読もう,書こうとする学習者・臨床家を対象にしている。過去四半世紀は不安障害と認知行動療法が大きく発展,変貌した時期であった。前半ではこの経過と他の周辺状況を概括する。後半では現状の不安障害と認知行動療法というコンセプトが持つ強みと弱みを示す。

認知療法研究,1;67─75,2008

キーワード:行動療法,認知療法,不安障害,根拠に基づく医療,学習理論

1)なごやメンタルクリニック